1年更新してなかった
おれのにっきちょう
1年更新してなかった
回していて余りにもフラストレーションが爆発してしまいそのまま書きなぐった記事への返答記事があったようで、大変恐縮です。基本的に回していて感じたことを書いたので、「いやそんな事ないから」的な事を返されてもイマイチピンと来ない物がありますがせっかくなので丁寧に返信していきたいと思います。
普通のメタビ(罠ビ)とは異なり、かなり早い段階から場を制圧可能な、そこそこの速度を誇るデッキでもあります。ですから、回していて厳しいなと感じたのは【クイックドッペル】等で見られる先行ぶん回し程度です。
先行ぶん回し云々というよりも、後出しで相手の場を処理できるカードがメインから入っていないのが本当にイライラします。具体的に言えば無効化できなかった永続系に大変弱いです。B地区やバインドが通った時点で9割9分負けです。強制終了もどうにもなりません。ンシェントフェアリードラゴンを横で出された時に宣告警告が無ければひたすら耐え忍ばれて返されます。
相手の行動に対応できなければ負ける、というメタビの弱点は全く解消しきれていないように思います。
『全く噛み合いません』とありますが、何ターン待っても必要カードが引けない状況と《強欲で謙虚な壺》で高確率でめくれるのとでは雲泥の差がありますので《強欲で謙虚な壺》はもちろん3枚投入します。
さらに《盗賊の七つ道具》や《心鎮壷》、《魔宮の賄賂》の存在がありますので、どちらにしろ後攻時にそれらを展開させる事は厳しいように思います。また《強欲で謙虚な壺》で1ターン待つ事がそれ程致命的な事態に陥る事はほとんどありませんでした。
もちろん強欲で謙虚な壺はこのデッキの中で唯一強いカードだと思いますし私も高く評価しています。問題なのは、バックを伏せてからガジェルを展開したいが為に場を制圧するためのパーツであるネクロバレーを貼るのが1ターン遅れる事で、私はこれが致命的な弱点であると認識しています。後攻スタートならば余計にマズいです。これは現在の主流デッキが1ターンで出来る事を考えれば自明だと思いますので詳しい説明は割愛します。
『ネクロバレー後のギアタウンが腐り札になり得ます』とあります。《歯車街》1枚のみではきついかもしれませんが、他のフィールドカードが引ければ、ハンドの《歯車街》の効果を使用する事が出来るようになりますので、他にデッキ中にフィールドカードが無い場合を除けば、腐り札とはなりません。《王家の眠る谷-ネクロバレー》の枚数が2枚となっているのは、単純に引く確率の問題もありますが、ゲーム全体を見た上での枚数でもあります。
「他のフィールドカードを引ければ」というのは全く持ってその通りなのですが、引けなかった場合の腐り方が尋常じゃない弱さであり、且つそのような場面が多々ありました。理論上では腐らないように見えても実戦では腐る場面は多いですし、腐った札が増えればそれは負けに繋がります。それは常に先出ししなければならないカードにも通じる事で、先に発動した永続に対しカウンター罠は無力であり、先に出されたモンスターに対し警告は無力です。
罠除去耐性を徹底的に上げる為《盗賊の七つ道具》や《心鎮壷》、《魔宮の賄賂》はメイン採用としています。《古代の機械巨竜》の効果も相まって、罠ビに対しても弱点が少ないデッキだと思います。
魔法除去も含めて除去に対する有効札を引けなかった時にリカバリーが効かないのがプレイしていて非常に辛かったです。基本的に除去が通ってしまうと相手の攻撃はほぼ通り放題ですし、こちらは少ないモンスターを引けなければほぼ負け確です。フィールド魔法2枚でガジェルを出せる事は出せますが、出しやすいとは言え二枚揃わなければただ腐るだけなのでモンスター換算と難しいと考えます。
シナジーが高い構築をしているつもりですし、あらゆる環境デッキへの回答を持ち合わせたデッキ(全メタ)です。『バランス良くカードを引けないと』とありますが、何らかのコンボカードはほぼ揃うようなバランスで組まれたデッキですので、その前提は確率を度外視してるように思います。
シナジーとは、1枚のカードから複数のカードに対してコンボが成立する事と私は認識しています。最も分かりやすいのが無制限時代における「スタンダード」デッキです。単体でも強く他のカードと組み合わせると更に強くなる、という組み合わせが40枚の中で無数に存在します。これこそがシナジーであり、1枚のカードから1枚のカードにしか繋がらないのであればそれはただのコンボです。そしてこのデッキにはそのような「コンボ」しか見つからなく、私にはこのデッキが「シナジーが高い構築」には見えません。
また、このデッキが強い場面は「ネクロバレー+スキドレ+大型モンスターがそれぞれ場に存在している」ということと認識していますが、このうちどれかが欠けた時点で一気に場が不安定なものになります。この場を作り出すにはやはりバランス良くカードを引かねばならず、特にこの中でスキドレは相手モンスターの無力化として重要なカードにも関わらずデッキに3枚しかない事を考えると、「かなり早い段階から場を制圧」するのは難しいのではないかと思います。いえ、難しかったというのが私の少ない経験からの結論です。
最後に。「全メタ」と言いながら苦手とする動きに対し「割り切る」のは大変よろしくないと思いますので、極力苦手なデッキにもきちんと対抗できる手段を用意しよりデッキを昇華させ、名のある大会で実績を残すことを期待しています。
弱点は以下の通りです。
出回ってるレシピをコピって何回か使ってみた感想です。ちなみにマッチ戦績はクイダンに3-1、デブリドッペルに2-0、墓地BFに1-1でした。
モンスター(17枚) 神獣王バルバロス×3枚 古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)×2枚 火之迦具土(ヒノカグツチ)×3枚 エフェクト・ヴェーラー×3枚 Sin(シン) スターダスト・ドラゴン×3枚 Sin サイバー・エンド・ドラゴン×3枚 魔法(15枚) 歯車街(ギア・タウン)×3枚 死皇帝の陵墓×2枚 強欲で謙虚な壺×3枚 ハリケーン トレード・イン×3枚 テラ・フォーミング×3枚 罠(8枚) 奈落の落とし穴×2枚 聖なるバリア-ミラーフォース- 邪神の大災害×2枚 激流葬 トラップ・スタン×2枚
ダークゴーズの頃に使って飽きたわ